| プロの自覚を持って 私達の会社は建築も請け負っているのですが、ある時つくば市の外れの方で建築が決まり、地鎮祭が行われることになった。(地鎮祭というのは土地の神様に工事の安全を願ったり、いろいろな災難が起きないようにと安心、安全をお祈りする行事)
地鎮祭には工事に関係する業者(大工、設計、不動産業者、土建屋等)が来ることになっいたのだが、その日は専属の大工の都合が悪かったらしく、大工のパートナーが来ることになっていた。
そして、地鎮祭の当日現場に行ってみるといるはずの大工の姿が見えない。しばらく待ってみても来る気配は無い。心配になって電話を掛けると道に迷っているというのだ。確かにその場所が大変入り組んだところであり、初めて行く人では非常にわかりにくい場所ではあった。
それを聞いた父は激怒した。「本当にやる気があって、プロとしての自覚があれば事前に下調べをして準備しておくのが当然である。」
父は続けた。「普段は何気なく接しているお客さんだとしても、仕事に関してトータルな面で見ているのが普通である。だから業者は常に前向きに、常に相手を思った仕事を、常に向上心を持って仕事に望まないといけないのだ。それ位の覚悟がないと仕事は掴めない。」と。私は本当にその通りだと思った。
私ども不動産業者はお客さんからの信頼があってはじめて仕事を請け負う事ができます。 ですから大工を初め、使っている業者の失敗、お客さんにする失礼な対応は最後には当社への信頼を崩すことになる。今の時代は大変厳しい時代だ。少しでも隙があれば損害賠償を訴えられてもおかしくない時代なのだ。
私たちはそれ位の覚悟とプロ意識をもって仕事をしなければいけないという事を改めて考えなおした出来事だった。 |